子宮がん検査
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子宮がんは子宮に発生する悪性腫瘍で、子宮体部にできる「子宮体がん」と、子宮頸部にできる「子宮頸がん」に分類されます。子宮がんのうち子宮頸がんが約7割程度を占めます。
【子宮体がん】
多くの子宮体がんの発生には、卵胞ホルモン(エストロゲン)という女性ホルモンが深く関わっています。
40歳ごろからみられるようになり50~60代が最も多くなるという特徴があり、特にふくよかな体型の方、高血圧、糖尿病の方、近親者に乳がん・大腸がんを患った方がいる方に多いことが分かっています。また、患者の9割に不正性器出血がみられます。出血は褐色のおりものだけの場合もあるので注意が必要です。
【子宮頚がん】
子宮頚がんのほとんどは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因であることがわかっています。このウイルスは性的接触により子宮頚部に感染します。HPVは男性にも女性にも感染するありふれたウイルスであり、性交経験のある女性の過半数は、一生に一度は感染機会があるといわれています。
以前は発症のピークが40~50歳代でしたが、最近は20~30歳代の若い女性に増えてきており、30歳代後半がピークとなっています。
HPVワクチン接種と定期的ながん検診を行うことで予防できるがんです。 20歳を過ぎたら、2年に1回の子宮頚がんの検診を受けましょう。